子どもが走ったり、しゃがんだりして膝のお皿周りが痛い!!それは、分裂膝蓋骨かもしれません!
分裂膝蓋骨とは
通常、膝蓋骨は1つの骨ですが、2つ以上に分裂した状態のことを言います。無症状のものもありますが、成長期にみられる膝蓋骨の痛みを伴うスポーツ障害を有痛性分裂膝蓋骨と言います。Saupe分類のⅢ型が最も多く、その次にⅡ型が多いです。
有痛性分裂膝蓋骨の原因
先天性説、癒合不全説、疲労骨折や外傷説など諸説あります。
軟骨から骨に置き換わる成長過程の膝蓋骨に膝関節を繰り返し伸ばすことで大腿四頭筋(とくに外側広筋)に引っ張られて癒合が妨げられた状態と考えられています。
また膝関節屈曲時に膝蓋骨が大腿骨顆部に繰り返し押しつけられることで疲労骨折を起こした状態も考えられます。
有痛性分裂膝蓋骨の発生年齢
8~16歳前後の成長期のスポーツ選手に発生することが多いです。
有痛性分裂膝蓋骨の症状
ランニングやジャンプなどの運動時や運動後の膝蓋骨周囲の痛み、階段の昇り降り、しゃがむなどの膝を曲げた時や伸ばした時の痛み、膝蓋骨の圧痛など
整形外科での有痛性分裂膝蓋骨の治療
上記の症状があり、レントゲンやCTで膝蓋骨の圧痛部に分裂があれば、診断されます。
一般的にスポーツを中止して、投薬、ストレッチなどの保存療法(手術しない治療)で症状の軽減を図ります。3ヶ月しても強く痛みが残る場合は、骨片摘出術、内固定術、外側広筋切離術、外側支帯切離術などの手術を行うこともあります。
すみだ整骨院での治療
上記の症状があり、超音波画像観察装置(エコー)で膝蓋骨の圧痛部に分裂があるか確認します。
大腿四頭筋や腸脛靭帯などの柔軟性をチェックします。
関連する筋肉の柔軟性や膝関節だけでなく足関節、股関節の可動域改善や使い方を指導して、患部にかかる負担を軽減させていきます。
分裂部に痛みの軽減、骨癒合を促進させるLIPUS(低出力パルス超音波)を照射します。
分裂した骨を癒合させて治したい人
膝蓋骨の癒合を阻害(邪魔)している外側広筋の牽引ストレスを減らす為に約1.5ヵ月程、ギプス固定をすることで14歳以下では、全例癒合したという臨床報告もあります。
※ 痛みだしてから半年以上経過している症例やCT画像で、分裂部の辺縁が丸い症例、骨端線が閉鎖している年齢(16~18歳)では、ギプス固定をしても癒合しない可能性がある為、行いません。
治療の目安
痛みを早く改善して、スポーツ復帰したい人
院長の特殊治療(保険を使わない治療) → 3〜5回
院長の保険外治療は、小波津式神経筋無痛療法というストレッチよりもさらに弱い刺激で、神経や筋肉の働きを正常にして改善に導いていきます。
運動を休んで、治したい人
橋本先生の保険治療 → 10~30回
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