テニス肘で日常生活に支障がある方へ、お早めにご来院ください。
物を握ると肘から前腕にかけて痛い、それは上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)いわゆるテニス肘かもしれません。
テニスのバックハンドのようなものを握って手首を動かすことで前腕の筋肉に引っ張られて腱や肘外側の骨に炎症を起こした状態です。
上腕骨外側上顆炎(テニス肘)はテニスをするから必ずなる訳ではなく、プロテニスプレーヤーや10代の選手にテニス肘になる人は、ほぼいません。40代を過ぎたテニス愛好家にみられることが多いです。グリップの持ち方や腱の加齢変化が影響しています。
またテニスをしない方でも物を握る、つまむ、パソコン作業など手や指をよく使う方が、なりやすいです。
肘外側から前腕にかけて痛みがでるかセルフチェックしてみましょう
(全て肘を完全に伸ばして、手の甲を上に向けた状態から行ってください)
□ 指を強く握ると痛い
□指を握ったまま手首を上にあげると痛い
□ 指を強く握り、親指を外に向けると痛い
□ 手首を下にして中指だけ伸ばすように力を入れると痛い
1つでも当てはまれば、 上腕骨外側上顆炎(テニス肘)の可能性が高いです
すみだ整骨院にも 上腕骨外側上顆炎(テニス肘)の患者様が多く来院されます。症状や先程の検査やエコーを使うことで確定します。診断は簡単ですが、治るのに時間がかかってしまうことが多い障害です。
上腕骨外側上顆には手首や指を動かす総指伸筋(中指)や短橈側手根伸筋などの前腕伸筋群の腱が付着します。手や指を酷使することで、それらの腱に傷や炎症が起きます。腱の問題なので、レントゲンには写らない為、エコーの方が状態を把握するのに有用です。
腱は繰り返し引っ張られるストレスが2週間、加わると構造的に壊れてきます。初めは少し痛くても問題なく使えます。しかし、自分の修復能力を超えて、持続的なストレスがかかると、腱の傷だけでなく腱の付着部の骨に棘が出来た状態となり、物が握れない、手首を動かすと痛い症状になります。その状態で初めて整形外科や整骨院を受診されることが多いです。問診すると半年以上前から痛かったというケースはたくさんあります。
整形外科では、消炎鎮痛剤や湿布、テニス肘バンドが処方され、安静や前腕の筋肉のストレッチが指導されることが多いです。
上腕骨外側上顆炎(テニス肘)のストレッチの仕方 痛くない程度に約20秒行い、伸ばした後は完全に元に戻す。
後で痛くなる場合は中止してください。
伸ばしたい側の親指を下に向けて、反対の手で手首を下に向ける。
伸ばしたい側の指を握りこんで反対側の手で手首を下に向ける
すみだ整骨院では、肘だけでなく肩関節や前腕、手関節の固さ、力の入り具合をみて、それらを改善していくことで治していきます。
また痛みを起こさせない使い方の指導も併せて行います。
買い物かごやバッグを持つ時に上から持つと前腕伸筋にストレスがかかり、痛みやすくなります。
前腕伸筋群にストレスがかからないように下から持つようにします。
症状の程度にもよりますが、治療回数の目安として10~20回ぐらい必要です。
上腕骨外側上顆炎(テニス肘)でお悩みの方がいらっしゃいましたら、すみだ整骨院にご相談ください!
院長の保険外治療は、小波津式神経筋無痛療法というストレッチよりもさらに弱い刺激で、神経や筋肉の働きを正常にして改善に導いていきます。
また電話かLINEでもご相談を受け付けております。
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