立ち上がろうとして膝が急に曲がらなくなった!!痛くて歩けない!!それは半月板による膝のロッキング(ひっかかり)かもしれません!?
膝のロッキングとは?
膝関節の中で半月板や遊離した骨が挟まってしまい、曲がった状態から伸ばせない、曲げられない状態です。

立ち上がろうとした瞬間になったり、スポーツで急に膝関節を捻じってなったりします。
こんな状態になってしまったら膝が曲げ伸ばし出来ないので、痛みも伴いますし、まともに歩くことも出来ません。
膝のロッキングの原因
多くは半月板の損傷により起こります。
半月板とは、膝関節の大腿骨と脛骨の間にある線維性の軟骨です。半月板には、内側にあるCの形をした内側半月板と外側にあるOの形をした外側半月板があります。脛骨に付着して膝関節にかかる衝撃を吸収してくれたり、曲げ伸ばしの動きを滑らかにしたりする役目があります。

その半月板が、膝関節の捻じられる外傷や繰り返しの捻じられるストレスにより損傷してしまいます。損傷した半月板が関節内に挟まってしまい、膝関節の曲げ伸ばしの動きを制限します。

子どもで膝を捻ったなどの外傷経験がないにもかかわらず、膝のロッキングを起こす症例では、円板状半月(discoid)が多いです。通常、外側半月板は幼少時には、円板状になっています。成長とともに真ん中に穴が開いていきアルファベットのOの形になっていきます。様々な原因で、真ん中に穴が開かずに残った状態を円板状半月(discoid)といいます。正常な半月板の動きがしづらくなり、起床時に立ち上がるなど些細な原因でロッキングを起こすことがあります。

その他に、離断性骨軟骨炎といって大腿骨の軟骨部分が損傷を受けてくっつかずに剥がれてしまいうことがあります。この状態が関節ネズミといい、ネズミのように関節内を動き回り、立ち上がるなどふとした瞬間に関節内に引っ掛かってしまいます。また滑膜骨軟骨腫症といって滑膜(関節を包む膜の内側部分)から軟骨を作り出してしまう病気があります。軟骨が骨へと変化して関節ネズミとなり、関節内に挟まってしまうこともあります。
膝のロッキングの治療
膝関節の中に半月板や骨が引っかかった状態なので自分の手で曲げ伸ばしさせようとしても戻せないことが多いです。また半月板の損傷をより強くする可能性がある為、自分で無理に曲げ伸ばしをしようとして引っ掛かりを外そうとしない方がいいです。
すみだ整骨院では、関節の痛みを出さないように関節内のすき間を広げるように牽引をしながら、引っ掛かりを外していきます。院長は過去に100症例以上の膝のロッキングを整復(外すこと)してきました。半月板の問題によるロッキングは、全例外せています。その中には、滑膜骨軟骨腫症による膝のロッキングを3例経験し、1例だけロッキングを外すことが出来ず、手術になった症例もあります。
院長の保険外治療例
大分県から来院された高校女子ハンドボール選手
ジャンプシュートの着地時に左膝を捻って負傷。その直後より左膝関節が曲げ伸ばしすることが出来なくなり、痛みの為、足を引きずって来院されました。治療後、ロッキングも外れて歩く痛みがなくなりました。4日後にはスポーツ復帰し、その後も左膝に問題なくプレーしています。
動画は患者様の許可を得てアップしています。
ロッキングが外れた=治ったではありません。半月板が断裂などの損傷があれば、動き方で再度、ロッキングを起こす可能性はあります。膝関節の正常な動きが出来る為には、股関節や足関節の動きの改善が必要不可欠です。
スポーツ選手では、過去の足関節の捻挫などで膝関節に負担のかかる動きをしていることが多いです。膝関節だけでなく個々の問題点を見つけて治療をしていきます。院長の保険外治療は、小波津式神経筋無痛療法というストレッチよりもさらに弱い刺激で、神経や筋肉の働きを正常にして改善に導いていきます。
患者様にとって最善の治療を提案できるよう状態をしっかり説明して治療方針を決めていきます。半月板損傷や膝のロッキングでお困りの方はぜひすみだ整骨院にご相談ください!
※ 何度も繰り返すようであれば、関節鏡手術が必要な場合もあります。
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