つき指をした!指が曲げ伸ばし出来ない!腫れている!放置せずにすぐに治療しましょう!

つき指をした時に少し腫れたり、指が曲げ伸ばししづらくなったりしたけど、たいした事ないと思って放置していませんか?

つき指は、怪我の名前ではなく、怪我の原因の仕方の事です。

交通事故のムチウチのような言い方を一般の人はしています。

つき指と言われる怪我は、損傷の程度の差はありますが、靭帯の損傷、脱臼、腱断裂、骨折のどれかになります。

今回、外観からは骨折と思えないぐらいのつき指による怪我を紹介します。

患者:近隣の高校サッカー部の男子学生

負傷原因:サッカーボールが左手小指に当たり負傷

負傷当日に来院。左手小指のPIP関節(第2関節)の痛みの為に曲げ伸ばしが出来ない。反対側の小指と比べてもやや腫れてる程度。PIP関節(第2関節)の掌側(手のひら側)の圧痛(押さえた痛み)がありました。

エコーで患部を観察すると、中節骨の掌側板付着部の骨に剥がれたような所見が見られました。

患部を安静にする為に固定をして、紹介状を書いて次の日に整形外科に行ってもらいました。レントゲン検査で左手第5指PIP関節内骨折の診断と今後の治療許可を頂きました。

骨折の治りを早くする電気治療(LIPUS)を行い、怪我して5日目には痛みなく、完全に曲げ伸ばし出来るようになりました。怪我してすぐに整復や適切な固定などの処置をする事で、早く怪我が治ります。

このようにたかが『つき指』と思っていても、骨折していることもあります。自己判断せずに早めに整形外科や整骨院を受診しましょう。