急に手首が垂れ下がって動かせなくなった!下垂手(橈骨神経麻痺)の方へ

電車でうたた寝や腕枕をしていて、急に手首が垂れ下がって動かせなくなったら何が起こったか分からずビックリしますよね。急にこんな症状になった患者さんは、自分が脳梗塞になったのかと思ったり、治るのか不安になったと言われておりました。

これは下垂手と言って橈骨神経の通り道で、神経の圧迫による一時的な麻痺が起こった状態です。神経が切れた訳ではないので、ちゃんと神経が回復する環境を整えてあげると整骨院の治療でも治る症状なので安心してください!

原因

・電車内でのうたた寝時に手すりに上腕部が長時間当たる、就寝時に腕枕などによる橈骨神経の圧迫

・上腕骨の骨折時に橈骨神経が傷つけられる

・頚椎ヘルニアによる麻痺

橈骨神経麻痺の症状

橈骨神経は下の図のように肩の後面から上腕、前腕を通って親指、人差し指、中指の感覚を支配する神経です。主に指を伸ばしたり、手首を上に反らしたり、肘を伸ばしたりする働きがあります。

どこの部分で圧迫が起きるかで、運動麻痺の程度が変わってきます

下の図の赤丸部分では、手が垂れ下がって手首も指も自力で上に持ち上げられなくなります。この状態が下垂手です。

青丸部分では、手首を上に反らす筋肉には麻痺が起こらず、手首を自力で上に持ち上げられますが、指を自力で上に持ち上げられません。この状態が下垂指です。

実際は、電車でうたた寝などをしてなる場合、上腕の赤丸部分で圧迫される為、下垂手になる事が多いです。

手首や指が上に持ち上げられない筋肉の麻痺の他に圧迫を受けた場所から下の部分の橈骨神経の領域に沿ってに痺れを伴います。

すみだ整骨院での治療

実際に下垂手になった方のブログなどを読みますと2ヶ月以上かかっていることが多く、字が書きづらい、歯磨きがしにくい、物が持てないなど長期間、日常生活に支障が出ているようでした。この方らに共通していたのは、手首が下に垂れ下がったままの状態にしていたことでした。下に垂れ下がったままだと常に神経が引っ張られるストレスの為、痛みや痺れを感じやすくなります。また神経の栄養血管も一緒に引っ張られてしまい、神経の回復の為の血液供給も妨げられ、神経の機能的な回復が遅れてしまいます。

最も大事なことは、手首が下に下がって神経が引っ張られないようにするために手首を上に持ち上げた状態で固定することです!

手首を上に持ち上げる為の装具 3,300円

発症初期で、保険を使った固定をして電気を当てる通常の治療が、軽い麻痺で3週間、酷くて半年程度(平均8週間程度)かかるのに対し、院長の特殊治療は、神経の伝達を促す手技と固定により平均2週間以内で完治しています。

すみだ整骨院 での治療経過

原因:通勤中、電車内で1時間ぐらい手すりによりかかって居眠りをしてしまい、目が覚めた時には右手が下に垂れ下がって上に持ち上げられなくなる。様子をみていたが、回復されなかった為、来院される。

発症3日目 初回の治療

問診、頚椎の問題や他の神経疾患がないか徒手検査などを行います。

神経に対して特殊な手技をして、手首が少し上に持ち上がるようになる

サポーターで手首を上に持ち上げた状態で固定

発症4日目 2回目の治療

手首が7割程度、持ち上がるようになる

発症6日目 3回目の治療

手首が9割程度、持ち上がるようになり、力も入るようになる

発症8日目 4回目の治療

状態のチェックをして筋力回復、痺れもなくなる。念のため、装具固定を3日の間、様子をみながら外していく。

発症11日目 5回目の治療

装具を外しても問題がない為、治療終了。

橈骨神経麻痺(下垂手)からの回復

患者様の許可を得て動画を載せております。

※発症から時間が経過している程、回復に時間がかかってしまいます。1日でも早く適切な治療を行うことが大切です!なかなか改善しない橈骨神経麻痺(下垂手)でお悩みの方は、すみだ整骨院にご相談ください!

※ 電車での手すりで圧迫されて橈骨神経に麻痺がおこった場合は、原因、負傷日時がはっきりしており、神経の組織的損傷による麻痺である為、挫傷として健康保険が使えます。早く改善されたい方は、院長の保険外治療をお勧めします。